なかなか進まないが、話はまだ母のセンチメンタルジャーニーの途中です。
祖母のお墓参り、イグアスの滝と過ぎて、この小旅も帰路に向かってきた。
毎日、早朝に出発して、相変わらず車に乗ったとたんに睡魔に襲われる。昼食をドライブインでとり、再び車に乗って寝る...午後目的地に着く。
私と二人の子ども達はエジナードが運転する車に乗せてもらい、私の父母はコーイチおじさんの運転する車に乗せてもらっている。分かれて乗っているので、父母がどうしているかわからない。
母も車に乗るとし知らない間に寝てしまう〜 と言っていたので、同じ様に二人ともほとんど寝てたのかもしれない。父は日本では、釣りに行くときだけは元気だが、普段は歩かないし、少し足が悪いので、杖をついているし(ほとんど"ダテ"みたいなもんだけど)、昼間はしょっちゅう昼寝をしている。とにかく短気ですぐ怒る。---- そんな感じなので、この旅は本当に心配していたのだが、さすがに日本の真裏に来て、あきらめているのか、おとなしいし、機嫌もまぁいい。不思議。
おばさんの話によると、コーイチおじさんもずいぶん短気なたちなのらしいが、父をたてて、よくしてくれているに違いない。ありがたい!
さて、この日は、母の生まれた町BUSTOSへ向かっていた。
私の両親は兵庫県の加古川というところに住んでいるのだが、途中その加古川と姉妹都市のMARINGAという町を通った。きれいで整備された町で、走っていると「Av.Kakogawa」(加古川通り)というのがあったので、記念写真を撮るために止まった。
父が降りて、看板の前で私が写真を撮ってあげた。
おばさんも降りて来たので、少し立ち話をしていた。父が先に車に乗って、その直後、おばさんを置いて車がさ〜っと出発してしまったのだ。「え〜っ!? 待って待って〜」
数十メートル走って車は止まった。
なんでもおばさんが降りているのをすっかり忘れて、さっさと走り出してしまったのだそうだ。
やはりおじさんも短気だった---というエピソード。
なんだか笑ってしまった出来事だった。
余談だが、この前書いたイグアスの滝。今年はひどい水不足で滝の水がずいぶん減っているそうだ。新聞の切り抜きをシズヨおばさんが送ってきてくれていたのだが、あのものすごい水の流れはなく、なんだか大きな岩山にちょろちょろ水が落ちている...といった写真が写ってた。地球規模の異常気象なんだ。ちょっと怖い話です。